【プレスリリース】モンゴルの肝細胞癌におけるウイルス性肝炎の影響並びにD型肝炎ウイルスが関連する発癌の病理学的特徴を報告

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 モンゴルではB型肝炎ウイルス(HBV)やC型肝炎ウイルス(HCV)の感染率が非常に高いことが知られています。特にHBV感染者の60%以上がD型肝炎ウイルス(HDV)にも重複感染しているとされ、この感染率は世界最高水準にあります。HDVへの感染は肝疾患の進行が早く、肝硬変や肝癌といった致死的な病態に至ることから公衆衛生上の重要な課題です。しかし、これまでモンゴルにおけるHDV感染と肝細胞癌(HCC)の関連性に関するデータは限られていました。徳島大学大学院医歯薬学研究部疾患病理学分野(常山幸一教授、清水真祐子講師)及び微生物病原学分野(野間口雅子教授、駒貴明准教授)のグループは徳島大学の学術交流協定校であるモンゴル国立医科大学及びその附属病院であるモンゴル日本病院との共同研究により、HCC患者の臨床病理学的評価を行いました。本研究はモンゴルの肝癌の現状を明らかにしたとともに、HDVが関連するHCCの病理学的特徴を示した重要な報告です。
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【プレスリリース】モンゴルの肝細胞癌におけるウイルス性肝炎の影響並びにD型肝炎ウイルスが関連する発癌の病理学的特徴を報告 (PDF 651KB)

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講師 清水 真祐子

電話番号:088-633-7066

メールアドレス:ichimura.mayuko@tokushima-u.ac.jp

大学院医歯薬学研究部微生物病原学分野

准教授 駒貴明

電話番号:088-633-9232

メールアドレス:tkoma@tokushima-u.ac.jp


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