7月25日、藤井節郎記念医科学センターにて、第2回バイオイメージングシンポジウム「PET/MRIで切り拓く疾患動態研究」を開催し、苛原医歯薬学研究部長より、研究?教育での学外連携に向けた様々な取り組みが紹介されたあと、5名の学内外講師による in vivo イメージング研究についての学術講演が行われました。理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター渡辺恭良センター長、ならびに土居久志チームリーダーからは、従来は腫瘍研究に限定されることが多かったPETイメージングが、神経変性?炎症?生活習慣病など近年注目を集める疾患へも応用されつつあるという、最新の研究動向について講演いただきました。また、大塚製薬徳島研究所石川誠先生には、様々な疾患モデルの薬効評価におけるMRIの積極的な活用法について、数々の成功事例を紹介いただきました。閉会にあたっては、野地学長より、本学の恵まれたイメージング環境を多様な連携を通じてますます発展させ、未来を切り開く澳门皇冠赌场_澳门皇冠体育につなげてほしいとの呼び掛けを頂戴しました。
120名を超える参加者を集めた本シンポジウムは、「PET/MRIを利用した in vivo イメージング研究の活性化」という当初の目的を達成するにとどまらず、その後の研究交流会にて具体的な共同研究案件も複数まとまるなど、大変有意義なものとなりました。
ご協力をいただいた皆様に、この場を借りて感謝を申し上げます。
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