徳島大学は、澳门皇冠赌场_澳门皇冠体育を広く社会に紹介し、地域の発展に寄与することを目的として去る7月11日に徳島大学市民公開講座「未来を拓く光の世界」を開催しました。本市民公開講座では、本年2015年が国際連合が宣言した国際光年であることと、本学工学部に設置している光ナノテクノロジー研究部門の日亜寄附講座が10周年を迎えた年でもあることから、これを記念してLEDと光をテーマにした講演や工作実習を行いました。当日は好天に恵まれ、会場には約350名の市民に来場いただきました。
小学生、中学生を対象にした第1部では、本学ソシオ?アーツ?アンド?サイエンス研究部教授の平木美鶴氏から「LEDとアートでまちづくりを」と題して講演があり、続いて徳島県立徳島科学技術高等学校教諭の土肥隆史氏から「LEDによる光の三原色について~フルカラーイルミネーションの作り方~」と題して講演がありました。
第1部終了後は、会場を移動し、小学校高学年から中学生までを対象とした工作実習を行い、徳島県立徳島科学技術高等学校教諭の土肥隆史氏や本学工学部の教員及び学生のサポートで小中学生45名がはんだごてを使って、光の三原色の仕組みが分かるLEDの点灯装置を作成しました。
高校生から一般を対象にした第2部では、日亜化学工業株式会社取締役第二部門開発本部長の向井孝志氏から「窒化ガリウム系LEDの開発?応用?将来」、本学医歯薬学研究部教授の髙橋章氏から「光の機能を生活や医療に応用」、宇都宮大学大学院工学研究科准教授の山本裕紹氏から「夢のディスプレイを実現する光学」、本学日亜寄附講座特任教授の井須俊郎氏から「光と半導体」とそれぞれ題して講演があり、来場者は興味深く聴き入っていました。
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会場の様子
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日亜化学工業株式会社 向井孝志氏による講演
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工作実習の様子