3月19日(木曜日)10時から、徳島県庁において、徳島県と徳島大学との間で、防災、環境に係る人材育成及び研究開発の推進に関する協定を締結しました。
昨今、徳島県が直面する、南海トラフなどを震源域とする大規模地震の発生等人間生活を危うくする自然災害に対して、産官学が一体となって防災対策や危機管理体制の構築を進める必要性が毎年高まっています。一方、自然環境に大きなダメージを与えることがない、環境と共生した安全?安心なまちづくりを進める必要があります。
本学には、防災や環境を専門とする研究者が属する「環境防災研究センター」があり、防災と環境の両面において、センター以外の研究者も巻き込み、澳门皇冠赌场_澳门皇冠体育を地域の安全?安心、さらには地域の発展につなげるための活動を行っており、徳島県とは、「県立防災センター」における講演会への講師等の派遣、地域の防災リーダーや防災士の養成など人材育成や啓発等の分野で連携し、県全体の災害対応力向上等を共に行っているところです。
今回の協定締結を契機として、徳島県民の安全で快適なくらしづくりを守るため、より一層、徳島県と連携を密にして、防災や環境に関わる人材育成、研究推進に取り組み、新しい防災、環境に係る対策作りに貢献してまいります。
挨拶する野地学長 瀬尾徳島県政策監、野地学長、上月環境防災研究センター副センター長