12月8日(日曜日)、本学長井記念ホールにおいて澳门皇冠赌场_澳门皇冠体育元年度徳島大学大学院医歯薬学研究部市民公開講座を開催しました。この公開講座は、大学院医歯薬学研究部の医科学、栄養科学、口腔科学、薬科学及び保健科学の各部門が持ち回りで担当していますが、今年度は「徳島県の薬と健康:これからの薬剤師?薬局について」をテーマに、薬科学部門の担当で開催しました。また今回は、一般社団法人徳島県薬剤師会及び徳島県病院薬剤師会との共催で、それぞれ日本薬剤師研修センター認定薬剤師制度及び日病薬病院薬学認定薬剤師制度の認定研修会として開催され、多数の現役薬剤師の方をはじめ、130名あまりの来場者がありました。
講演会ではまず、今般の臨時国会で成立した改正医薬品医療機器等法の内容と薬剤師?薬局の働き方に与える影響等について、厚生労働省医薬?生活衛生局の中 雄一郎氏から「これからの薬剤師?薬局について」と題したご講演をいただきました。
また、徳島県がジェネリック使用促進とポリファーマシー対策として取り組んでいる「あいバッグ」事業について徳島県薬務課の山岡 祐美子氏から、さらに徳島県のジェネリック使用状況の現状と対策について本学大学院医歯薬学研究部 土屋 浩一郎教授からご講演がありました。
講演後には活発な質疑応答が行われ、徳島県の薬と健康について、県民の関心の高さを知ることのできる貴重な機会となりました。
講演会の様子