徳島大学技術支援部技術支援部案内技術支援部長あいさつ

技術支援部長あいさつ

大学における教育?研究活動への技術的支援に向けて

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技術支援部長 松木 均(研究担当理事)

 徳島大学技術支援部は、平成29年4月に常三島地区と蔵本地区の技術職員ならびに教務員が技術支援部職員として再編されて発足した組織で、「徳島大学における教育研究および社会貢献に関する技術支援を全学的な見地から行うとともに、技術支援部職員の能力および資質の向上等を図ることにより、優れた人材を確保し、本学の発展に寄与する」を目的としています。技術支援部組織内には、常三島技術部門、蔵本技術部門およびURA部門の3つの部門が設置され、現在、約80名の技術支援職員がこれらの部門に配置されています。

 大学においては、様々な分野の教育や研究を行うことから、非常に多岐にわたる教育?研究活動が行われています。それらを円滑に進めるための専門家として働く職員が技術職員になります。これまで、技術職員は自身の専門分野ごとに各部局等に所属し、その中で割り当てられた作業や業務を行ってきましたが、技術支援部という1つの組織に集約することにより、技術職員の有する高度な専門的技術を配置部局のみならず、全学的に提供可能な体制が構築されました。この統合?一元化により、効果的な技術支援?協力が可能となったことから組織全体として大学の教育?研究活動の効率的な推進に資することはもとより、新たな分野やニーズへの対応、持続的な技術継承、地域の課題解決やイノベーション創出にも貢献することが可能となりました。このような高度な技術の全学的な流通と活用により、本学の教職員や学生の研究と教育が質的に大きく向上することが期待されます。

 技術職員の行う業務は多岐に亘っています。日々、教員と協働しながら実習等の教育プログラムを運営し、個々の高度な専門性により学生や教員の研究活動を支援することで、大学全体としての教育?研究力の強化に繋げています。また、部局間の枠を超えて共通に利用できる数多くの研究機器を組織的に管理?運用し、研究環境の整備を行っています。さらに、キャンパス内の安全管理、安全環境整備にも取り組み、特に学生自らが主体的に安全を確保するために必要な行動を取れるよう、安全教育について力を入れています。その他、例年、大学の施設や実験機器を活用した小中学生向けの科学技術に対する興味?関心を社会に広める催事(科学体験フェスティバル等)にも積極的に参画しており、大学の社会貢献にも寄与しています。

 技術支援部では、社会で活躍できる人材育成と世界屈指となる澳门皇冠赌场_澳门皇冠体育の輩出への基盤となる環境作りを様々な「技術」を通じて皆様へご協力、ご支援をさせていただきますので、宜しくお願いいたします。

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