留学体験記

留学体験記

オークランド大学  医学科2年次 松田 奈々子
 私は2024年2月12日から3月8 日の間、ニュージーランドのオークランド大学にて語学留学をさせていただきました。海外に行くのは初めてだったので不安もありましたが、現地では親切な人達との出会いに恵まれ、とても充実した留学生活を送ることができました。英語の授業は平日の午前中にあり、午後や休日は市街地を散策したり現地の友人との交流を楽しんだりしました。語学学校は日本人の割合が高かったので、オークランド大学のクラブ活動に参加するなどして現地の大学生と交流する機会を得ることができました。様々な国の友人と関わることができ、お互いの国の生活や文化について話すのはとても興味深く、自分の視野が広がりました。英語を勉強することの価値を今まで以上に感じ、これからも精進していきたいと強く思いました。最後に、貴重な機会を与えてくださった関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

ryugaku_1-2.jpeg ryugaku_1-1.jpeg

サンパウロ大学  医学科4年次 岡野 夏奈
 2024年7月の約2週間、ブラジルのサンパウロ大学医学部のWinter Schools に短期留学させていただきました。いくつかのコースがある中、私は「Acute Care Trauma Surgery」コースに所属し、各国から集まった医学生とともに実習を行いました。大学病院の敷地は広大で、私たちのチームは主にICU、ER、OR(手術室)を見学し、実際に先生方が治療に当たられている患者さんの症例について、議論やレクチャーを受けました。
 毎朝8時からレクチャーが始まり、夕方の5時まで外科部門のRobert教授らがつきっきりで私たちにご教授くださいました。日本では見られない、警察と撃ち合いになり銃創を負った患者さんや、珍しい感染症など、ブラジルならではの症例をたくさん学ぶことができました。先生方の教育への熱意は素晴らしく、コース初日にはドクターヘリを実際に見学し、ある日には剖検の見学、病棟でのディスカッション、お昼休憩をはさんで手術の見学、最後にはICU での患者さんの管理方法のレクチャーなど、毎日が新しい知識にあふれており、一度も退屈することはありませんでした。
 クラスメイトは各国から集まった医学生で、授業中は真剣に取り組み、疑問に思った点はすぐに質問し、ディスカッションでは臆せず自分の意見を述べる姿に感化されました。私も思ったことがあれば積極的に発言するようになりました。
 放課後は、みんなでスーパーに買い出しに行き、各国の郷土料理を日替わりで作ったり、パーティーに出かけたり、週末にはサンパウロ郊外のビーチに20人ほどで出かける大遠足をしたりと、遊びの部分も大充実していました。個人的には日本人街でラーメンを食べに行ったとき、どの味を注文したらよいかとみんなが無邪気に私に聞いてきたこと、それ以降、食事する際はみんなで「いただきます」と合掌するようになった思い出は、今でも宝物です。
 様々な国籍の人と出会い、将来海外で働くことへのモチベーションがさらに高まりました。また、世界中の人々の健康に貢献できる医師になりたいという思いが強くなりました。
 最後に、今回の留学を支えてくださった徳大関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

ryugaku_2-1.jpeg   ryugaku_2-2.JPG

ハノーバー医科大学  医学科6年次 南 碧乃
 私は2024年4月から1カ月間、ドイツのハノーバー医科大学の外傷外科で実習をさせていただきました。1日のスケジュールとしては、朝はカンファレンスに参加し、終わり次第手術や外来を見学していました。症例は骨折が多かったですが、他に脱臼や高エネルギー外傷なども経験しました。
 昨年徳島大学に留学に来てくれていたハノーバー医科大学の学生さんたちとも、観光したり、ごはんを一緒に食べたりして、ドイツの生活や文化、宗教などについて教えてもらいました。
 このようにドイツの医療だけではなく、ドイツの学生とも交流したり、文化なども学ぶことができ、大変充実した留学生活を送ることができました。貴重な機会を与えてくださった関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

ryugaku_3.jpg

オークランド大学  医科栄養学科2年次 中尾 さくら
 私は2024年2月10日から1ヶ月間、ニュージーランドのオークランド大学におけるELA(English Language Academy)に留学させていただきました。留学中は様々な国から来た留学生と英語の授業や観光を共に行い、交流を深めました。
 大学では、会話を重視した授業が展開され、グループでのプレゼンを積極的に行いました。授業を通して、単に英語力だけでなく発言力や他者とのコミュニケーション能力も鍛えることが出来たと思います。また、留学中はホームステイを経験しました。現地の方と一緒に暮らしていく中で文化の違いを肌で感じるとともに、夕飯の時間に今日あった出来事を話すなど、何気ない日々の会話が毎日とても楽しかったです。
 この1ヶ月間、様々な人?もの?ことに出会い、人生の中で一番濃く充実した生活を送ることができました。そんな貴重な経験ができたのも先生方や家族、共に切磋琢磨した仲間が居たからです。留学に関わってくださった全ての方に感謝するとともに、この経験をこれからの学びに活かしていきたいです。

ryugaku_4-1.jpg ryugaku_4-2.jpg

メトロポリア応用科学大学  保健学科看護学専攻3年次 大川 未夏
 13時間の長旅を終えると、そこは一面雪景色でした!私たちは、2月下旬から3月中旬まで約3週間留学してきました!
 4人全員が初の留学で、緊張と大きな希望を胸に膨らませながら、学習して参りました!
 メトロポリア応用科学大学では、積極的安楽死などの理論や、疼痛コントロールの看護技術を学んだり、移民の方に向けた健康安全教室に参加したりさせていただきました。
 授業では実際に多国籍の学生と話し合ったり、意見を発表したりする中で、より看護学を国際的な視点で捉えることができました。授業後には、授業中のノートを全員で見返して、看護観や英語力について復習したり、ディスカッションをしたりして知識を深めていました。
 観光では、ムーミンミュージアムや、ホッケー、カフェレガッタに行き、フィンランドならではの自然溢れる雪景色と美味しい料理に魅了された3週間でした。
 今回の留学で学んだことを、今後の看護観に活かしていき、患者さんやご家族の方に寄り添える医療従事者になれるよう日々精進して参ります。
 最後に、留学を支援していただいた岡久玲子教授を始め、睦眉会の方、メトロポリア応用科学大学の方など多くの方々に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

ryugaku_5-1.jpg ryugaku_5-3.jpg ryugaku_5-2.jpg

セントポール大学  保健学科放射線技術科学専攻4年次 大西 直樹
 セントポール大学フィリピン(SPUP)にて約2週間の短期留学をさせていただきました。この留学を通じて新たな価値観と経験を得ることができました。
 まず、日本の「宗教」に対する考えの異質さを改めて認識する機会を得ました。日本で過ごしていると宗教を意識することは少ないですが、フィリピンでは本人の宗教が日常生活において色濃く感じられました。続いて、日本とは異なり現地の学生が医療職として国外で働く選択を一般的なものとして捉えていることに衝撃を受けました。これは、自分の将来について考える良い機会となりました。また、大学病院の見学や実習にも参加させていただき、貴重な経験を積むことができました。実習を通じて親しくなった友人と街へ出かけ、現地の食べ物にも挑戦しました。フィリピンの食文化の豊かさ、そして日本との違いを感じることができました。医療や宗教、現地の生活等の様々な分野に対する視野や価値観を広げることができた密度の濃い2週間でした。最後に、このような貴重な機会を与えてくださった徳島大学、SPUP の関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

ryugaku_6.jpg

カテゴリー

閲覧履歴